シニカルキヰル
あなた という立て事の中を徘徊する 淡い スクリーンの中で
by luna
男もリラックスしているようなので、しばらくすれば見送ることにした。それまで私はいつもより2杯多くのお酒を飲んだ。外はまだ冬だ。出口まで切り替わる床に響く靴音をエレベーターのあるホールまで楽しんだ。エレベーターはまだ室内にあるというのに寒かった。そうだ、雨が降っていたせいか。傘立てに並んだ傘を見ながら、スーツのシワの男のニヒルな口元をこっそり真似した。
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