シニカルキヰル
あなた という立て事の中を徘徊する 淡い スクリーンの中で
by luna
機密に組んだ足元。つま先は地面と釣り合う天秤のように、ときに重く振る舞ったりもする。耳の上までの丁寧な仕草に、自分でもハッキリと疑ってとれる二面性。グラスに注がれたウイスキーのつんとした香りは、私の付く建前と本音の割合まで知りつくしているようだった。 そんな、凡てを演出する暖かな光りの空間のなか、ふと落とした瞼にあなたの視線を感じた気がした。
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